<   2012年 01月 ( 5 )   > この月の画像一覧

2012年1月25日 雪の笹尾根 単独日帰りハイキング

先日はどこもすごい雪だったみたい。






丹沢は腰上までの積雪量、高尾山はもはや高尾山らしからぬ姿だとか(笑)



本格的な雪山をやらない僕にとってこの時期はどこに行こうかいつも悩みもの。降雪後のよく晴れた日にいつか歩きたいと思っていた山梨県の郷原集落からのルートで笹尾根を歩きにいく事にしました。



このルート、ある方のブログ(全く関わり無い方ですが・・・)で拝見して以来、真っ白な郷原の集落がとても綺麗でずっと気になっていたんです。

f0238475_19524428.jpg


高尾駅で大好きな中央本線に乗り換え上野原駅へ。



こういう路線では、いつもはなんて事も無い電車の「カタンコトン」という音や乗客の話し声が旅情溢れるBGMに聴こえるのは何故でしょうね(笑)



8時28分の飯尾行きのバスは山間の集落を幾つも越えて郷原の集落へ。






あぁ・・・なんて良い雰囲気なんだ。そうなんだ、ココに来てみたかったんだ!

f0238475_19565075.jpg


日本て綺麗だなぁ・・・。



別に何がある訳では無いけど、登山道への指標を無視してしばらく真っ白な集落をウロウロ・・・お婆ちゃんが登山道はそっちじゃないよと声をかけてくれました(笑)

f0238475_1959029.jpg


そろそろ行かなきゃね。



民家の間を抜けて植林帯の中へと続く登山道へ。







同じバス停で降りた単独の男性も笹尾根かな?新しい踏み跡がひとつ。1人で先歩かせて悪い事してしまったかなぁ・・・そんな事を考えながら踏み跡を追う。

f0238475_2133231.jpg


真っ白な雪に樹の影が綺麗。



一見寂しげで何も無い冬の山にも小さな感動が溢れています。

f0238475_2041440.jpg


ポツンとひとつだけ落っこってた・・・なんだかカワイイ。

f0238475_2064571.jpg


【おツネの泣坂】の説明文の看板が出てくる頃にはいよいよ雪は膝下辺りまで深くなってきた。



踏み跡はあるけどもちろん雪道は辛い・・・でも、そんな辛さを吹き飛ばすかのような明るい尾根道が続く。







振り返ると眼下には郷原の集落が見える・・・結構登って来たんだなぁ。



雲がかかってるけど稜線の向こうには富士山が顔を見せている。

f0238475_20105371.jpg


抜けるような青空が目の前に迫ってきたらもうすぐ西原峠です。



昨年、友人と登った仲の平からの登山道と合流したらいよいよ笹尾根。

f0238475_20131164.jpg


富士山の展望抜群の槇寄山山頂に寄ってみると先行者の方がご飯中でした。



僕もお湯を沸かして珈琲タイム。富士山には相変わらず雲がかかっているけどやっぱり見えてるだけで嬉しいもんだ。



その前の山並みも素晴らしい・・・三つ峠山、年末に歩いた小金沢連峰の山々、槇寄山から見るこの景色は心象に残りますね。

f0238475_2016636.jpg


珈琲飲み干し、いよいよ快適な笹尾根歩きの始まり。



西原峠から先はトレース無し、踏み跡の無い雪道にトレースをつけていきます♪



スノーシュー持って来れば良かった?(笑)

f0238475_20211163.jpg


なんだか文字が妙にカワイイ・・・いつも思うけど、こういうのって誰が書いてるんだろね?



そうそう、笹尾根は狭義では西原峠から浅間峠までを指すのですが、広義では三頭山から高尾山までだとか・・・笹尾根全山縦走してる人がたまにいらっしゃいますが、僕もちょっと興味あるなぁ。

f0238475_21202553.jpg


冬の低山歩きも色々あって楽しいね、山は標高じゃないな。






時折、樹の上の雪がサラーッと音を立てて落ちたり、突然の来訪者に驚いて飛び立っていく鳥の鳴き声以外は音のしない静かな尾根歩き。



山の静けさって心地良い!

f0238475_20234977.jpg


途中でトレースが復活したのでさくさく歩いて行こうと思った矢先、数馬(上平)峠の素晴らしい展望が目の前に広がった。



これまたいい感じのベンチがあって・・・こんなのあったらさくさく歩いてなんか行けないよ(笑)



ちょっと一休みのつもりがポカポカ陽気で気持ち良すぎで大休止・・・笛吹峠、浅間峠を経て上川乗バス停まで歩く予定でしたが、珈琲片手に地図眺めてたらこのままコースタイム通り歩いても3時59分のバスに乗るのはギリギリだという事が判明。



この雪じゃコースタイム通り歩けないし、時間に追われて歩くのはゴメンだ!






・・・という事でしばらくここでのんびりしてから数馬方面へ下り【数馬の湯】に寄る事にしました。






しばらくして先程の単独の方が「雪深いね〜。」なんて言いながら通り過ぎた。



上川乗まで行くのかな?健脚だな〜・・・ここすごい良い場所ですよ!ゆっくりしていけばいいのに〜・・・って余計なお世話か(笑)

f0238475_2032235.jpg


風が少し出てきて木の上の雪がパラパラ落ちてきた・・・綺麗だな〜

f0238475_20335043.jpg


・・・なんて思いながら写真撮ってたら急に風向きが変わって雪まみれに(笑)

f0238475_20352036.jpg


f0238475_20562127.jpg


そんなこんなで贅沢な山時間を過ごしてから峠を後にし、トレース無しのふかふか雪道で数馬方面へと下りました。







充実の山歩きを楽しむ事が出来たので、あとは温泉だけだ!・・・と思いきやまさかの改修工事で3月9日まで休業だって・・・ガビーン。

f0238475_20384122.jpg


バスが来るまで時間があったので、もう少し先のバス停まで散策してピックアップしてもらいました。






冬の低山歩き、満喫出来たな〜。一日お疲れ様でした!




【本日のコースタイム】

9:20郷原BS‐11:20西原峠‐11:25槇寄山11:45‐12:25数馬(上平峠)13:30‐14:05仲の平BS‐14:20浅間尾根登山口BS
[PR]
by tatsu_m1113 | 2012-01-25 20:43 | 山歩 【奥多摩】

2度目のオフ会!冬の奥日光スノーハイキング。

昨日は2度目のオフ会!



昨年の秋、奥多摩の紅葉トレイルをご一緒させて頂いた0041さんと奥日光へ雪遊びに行って来ました。



心境の変化なのかな?人見知りな上に一人が好きだけど、今年は色んな人と山に行きたいなと思ってお誘いしてしまいました。

f0238475_23442161.jpg


今回は電車で行くのんびり山行・・・僕はいいけど健脚の0041さんは物足りなかったかな?



当初は三本松茶屋でスノーシューを借りて戦場ヶ原辺りをプラプラする予定でしたが、気合十分(?)の0041さんがなんと前日にワカンを購入!さらには予想よりも雪が少なかったので少し距離のある竜頭ノ滝から高山~千手ヶ浜~小田代ヶ原~赤沼を歩いてきました。

f0238475_23475714.jpg


晴れなんだか曇りなんだか分からない微妙な天気でしたが、オフシーズンの静かな奥日光を満喫してきましたよ♪



それにしても今年はやはり雪少ないですね~・・・後ろに映っている男体山も雪少ない!僕でも登れるんじゃないか?・・・この時期に登ると末代まで祟られるそうですが(´Д` )



真っ白頭のお山さんは白根山くらいでしたよ。

f0238475_23521258.jpg


雪の上に残された誰かの足跡・・・ウサギ?なんだろ?



この足跡をず~っと追いかけていったら主に辿り着くのかなぁ・・・なんていつも考えますけど実際どうなんでしょうね(笑)

f0238475_23572936.jpg


途中まではスノーシューもワカンも出番無しでしたが、千手ヶ浜から小田代ヶ原へ向かう途中で踏み跡の無い散策路を発見!



通らなくても良い道でしたが、せっかくなので無理やり日の目を浴びさせました・・・その結果、しばらくしてルートロス(笑)



途中まで等間隔であったピンクテープと看板が急に見当たらなくなったので仕方無く林道に戻りました。



やっぱり雪が積もっていると道が分かり辛いですね。

f0238475_08928.jpg


そうそう、今年出現した幻の小田代湖はそのまま凍結していましたが湿原の植物達は来年どうなっちゃうんでしょうかね?気になります。



無事に雪遊びを終えて帰り道、久しぶりの電車山行だったので缶チューハイ片手に楽しくお喋りしながら家路につきました。



なんだか楽しくて一日中喋くりまくってた気が・・・0041さんも僕が人見知りという事を疑ってましたが、あれだけ話してたらそりゃそうか(笑)








余談ですがちょっと残念な・・・いや、ものすごく残念な事に愛用しているレンズが故障してしまいました(゜д゜lll)



実は先日、奥多摩鳥屋戸尾根を歩いた時に足を滑らせてしまい、地面にカメラぶつけてしまったんです・・・その後、ズームする時に少し引っ掛かる感じがあったものの撮影出来るし、写真を見ても問題無かったのでそのまま使っていましたが、どうやら遠景のピントがオートで合わない!?



美ヶ原の時もそんな気がしてたけど、雪と雲ばかりでコントラストが無いからかな・・・なんて思っていましたがピントリング回すとガタガタしだした。



そして本日、レンズは入院(泣)






・・・という訳で、今回はあまり写真が撮れなかったので詳しいレポは勝手に0041さんに任せようと思っております(笑)



0041さん楽しい一日をありがとうございました!・・・そしてレポよろしくお願いしま~す^^
[PR]
by tatsu_m1113 | 2012-01-18 00:25 | 山歩 【日光】

2012年1月10日~1月11日 美ヶ原と憧れの王ヶ頭ホテル

ホテルに泊まったって寝るだけじゃないか・・・。






一日中あっちにこっちに歩き回って、ホテルに帰ればお風呂入って寝るだけ!旅行の時は安コテージかビジネスホテルの素泊まり十分でしょ・・・どうせ翌朝も早く出ちゃうんだから。



そんな考えの僕が、唯一いつかは泊まりたいと憧れていた宿、それが長野県美ヶ原高原の王ヶ頭ホテル。





標高2034mにポツンと佇むその姿はまさに【雲上の一軒宿】のフレーズの通り。



数年前の冬、友人と写真撮影で美ヶ原を訪れた際に立ち寄る機会があり、その時以来ずっといつか訪れたいと思っていたのです。

f0238475_21174811.jpg


今週はそんな憧れの王ヶ頭ホテルと冬の美ヶ原高原の旅の記録です。





雪が降り、道路が凍結するこの時期、美ヶ原周辺の道路は和田宿からのルートを残して全て冬期封鎖・・・しかし心配ご無用、車の運転が心配な方はホテルの送迎バスが特別ルートで一面真っ白な雪の世界へと連れていってくれます。

f0238475_21184764.jpg


僕らは送迎バスは利用せず、山本小屋ふる里館まで車で上がり、真っ白な美ヶ原高原を歩いて王ヶ頭ホテルへ向かいました。



のんびり歩いて約1時間の道のり、雲は多かったものの道中は色んな方向に大きな山々が連なる様子が見えてとても気持ちの良い雪道山歩。





わざと雪の深い所にハマってみたり、後輩を突き飛ばしてみたり(笑)



ホテルで少し休憩した後、王ヶ鼻に夕焼けを見に行きました。

f0238475_2136862.jpg


広がる絶景。



夏にテント背負って歩いた北アルプスだって目の前だ、槍ヶ岳のとんがり頭がちょこんと夕暮れの空に飛び出している。



富士山は遠くの方で雲に浮かんでいる。





思えば、今回の旅のきっかけは友人が撮った雲海の写真を見た後輩が「こんな景色私も見たい!!」と言い出したのが始まりだったっけか・・・。



いつも地味な山歩きばかり連れていってたからちょっぴり後ろめたさもあったけど、これで全部チャラだ(笑)

f0238475_21303626.jpg


赤くなる空、もうすぐ訪れるマジックアワー。



それぞれが思い思いの時間を過ごす。

f0238475_22205234.jpg


そんな後ろ姿を撮る自分・・・最近は山で『人』を撮るのが好きなんだな。



ほどなくして山には闇が訪れ、優しい明かりの灯るホテルに戻った後は深夜までダラダラと過ごしたのでした。

f0238475_21435616.jpg


2日目、朝起きると窓の外は真っ白でどうやら日の出を見に行った皆さんも諦めて戻ってきたようだ。



予定していたスノーシューもこの天候じゃ方向見失いかねないぞとしばらくホテル内でのんびり天候の回復を待つ事に。

f0238475_21463594.jpg


石油ストーブで暖かい談話室、ちょっぴり古いけどフカフカのチェアに座って書棚に並んだ昔の【山と渓谷】を読む。



サービスで用意されたホットのミルクコーヒー片手に過ごす幸せな時間。






『奥多摩の巨木を巡る旅』・・・おぉ、いいね~。



・・・なになに?最近、登山者は意外とモテるようだ~?・・・何年前のだ、この【山と渓谷】は(笑)





そうそう、王ヶ頭ホテルは期待していた以上に館内も綺麗でご飯もオシャレで美味しかった。何よりどのスタッフさんもよく声を掛けてくれて気配り出来ていて、でも程よいフランクさもあってとても居心地が良かったです。



テント泊から考えると贅沢すぎるお値段だったけど、また来たいと思えるホテルでした^^






しかし、残念ながら外の景色は変わらないままチェックアウト・・・スノーシューは諦め、少し雪の舞う中を王ヶ鼻方面の霧氷を見に行く事に。



写真に夢中な友人を置いて、後輩達を連れて王ヶ鼻に行ってみたけど案の定真っ白・・・おまけにかなりの風で完全に雲の中。



しばらく待ってみるけど残念ながら晴れる様子は無い。寒くなってきたので後輩を先に戻らせ、僕もしばらくして後を追う。

f0238475_2201049.jpg


5分ほど戻ったところで空を見上げると勢いよく流れていくガスの向こうでぼんやり太陽の輪郭が見えた!



もしや!と王ヶ鼻に引き返すとガスが一気に流れて太陽が顔を出した。





山の斜面は霧氷で真っ白!思わず大声で後輩を呼ぶが声は届かない。

f0238475_2213671.jpg


f0238475_22523931.jpg


せっかくだからこんな景色を見せてあげたかったなぁ・・・なんて思いながら1人で目の前の景色に見惚れていたら、ナイスタイミングで友人が後輩達を連れ戻してやってきた。



霧氷で白く染まった山の斜面、目の前には真っ白な雲と青空が近い!!これ見て感動しない人はどうかしてる。

f0238475_2254898.jpg


後輩達もこれには感動したみたいで「山ってスゴイ!!」と大喜びでした。

f0238475_22503867.jpg


やっぱり山の神様は女性でしょ・・・ツンデレ具合が絶妙過ぎる(笑)



昨日とはまた違った山の景色を思う存分堪能した後は山本小屋までのんびり山歩。





これが最後の青空、後半は少し吹雪いてきて寒かったけど、無事に楽しい2日間を過ごす事が出来ました。

f0238475_2292544.jpg


そうそう、和田宿にあるお気に入りのお蕎麦さん【黒耀 とく田】はお蕎麦も天麩羅も絶品です!



お勧めは更科、田舎、野々入蕎麦の三種類を楽しめる美し三色盛り!写真は大盛り、僕はいつもコレ!

f0238475_2210318.jpg


・・・でもでも、友人が隣で食べてたにしん蕎麦も美味しそ~(´Д` )





人が食べてるモノってやたら美味しそうよね(笑)



是非、お近くに行かれた際はお立ち寄りを~♪

f0238475_22114940.jpg


おしまい・・・だら~ん(笑)
[PR]
by tatsu_m1113 | 2012-01-13 22:14 | その他

2012年1月6日 笙ノ岩山〜蕎麦粒山~川苔山~百尋ノ滝 単独日帰り縦走

なんていったって今年初めての山歩きだもん、晴れた方がいい!






数日前からどこを歩こうか地図と天気予報とにらめっこ。



年始早々からキツいのはちょっと・・・と言う事で、奥日光の千手ヶ浜へスノーシュートレッキングを考えていましたが、前日になって雲マークが増えてきたので急遽行き先変更しました。



記念すべき2012年最初の山歩きは、雲取山〜飛龍山の山旅で知り合ったMerrycocoK
さんにお勧めして頂いた奥多摩の鳥屋戸尾根にすることに。



鳥屋戸尾根は蕎麦粒山へのびる長〜い尾根だ。蕎麦粒山は何度かピークを踏んだ事はあるけどこのルートを歩いた事は無い。






と言うよりこのルートは知りませんでした・・・現在、ほとんどの登山地図に記載は無い道だそうだ・・・もちろん僕の持っている地図にも載ってない!!大丈夫!?



不安になり調べてみると、どうやらやや道筋が不明瞭な箇所もあるものの、割と歩かれているようである程度山慣れした人なら特に問題無さそう・・・確かに蕎麦粒山の山頂からも【⇦鳥屋戸尾根】の指標あったもんね。



地図を見る限り蕎麦粒山へ向かってひたすら続く尾根なので、尾根をはずれなければ大丈夫だろう・・・多分(笑)

f0238475_1215390.jpg


鳩ノ巣駅にある無料の町営駐車場に車を停めて電車とバスで川乗橋へ向かう。



東日原行きのバスに乗り込むのは僕だけ、川苔山を目指す登山者はもう一本後のバスに乗る人が多いはずだ。





川乗橋でバスを降り、林道を5分程歩くと左側に鳥屋戸尾根の末端が見えてきた。林道を挟んで反対側のガードレールの上には小さな指標があったけど前からあったかな?



大きく深呼吸してから登り始める。



諸先輩方のコースタイムを均すと蕎麦粒山までは3時間半から4時間てところか。初心者が選ぶようなルートじゃないし、山慣れした方々のコースタイムでこれじゃなかなか辛そうだ・・・結局、年始からロングコースじゃないか(笑)



下山ルートは足の疲れ具合と時間を見て決める事にして、まずは鳥屋戸尾根の中ほどにある笙ノ岩山を目指します。



尾根に乗っかるとしばらくは植林の中の急登、地図を見る限りでは笙ノ岩山まではひたすらこんな登りなんだろか・・・心が折れそうだ(笑)



登り始めて間も無く登山道と荷運び用のモノレールが交差。





以前、川苔山の山頂でお話ししたご婦人が「蕎麦粒山に登る時にモノレールがあったんだけど、あんなの前からあったかしらね〜。」なんて話してて、その時は何処の道の事言ってるのか分からなかったけどココだったんだな。

f0238475_129922.jpg


雪がちらほら。





川乗谷の沢の音が聞こえなくなった頃、ようやく森に陽が射し込んできた。



相変わらず続く急登に喘ぎながらグングン標高を上げて行くと、植林帯を抜けて明るい雑木林へと景色が変わった。






足を止める。



荒くなった自分の息遣いとバクバクとした心臓の音に混じって山の斜面が崩れるような音が聞こえた。



鹿かと思って山の斜面に目を凝らすとなんと猿の群れ!奥多摩で猿見たのは初めてだ!山深さを感じますね〜ここが東京都だなんて。

f0238475_1355973.jpg


f0238475_1372943.jpg


少しザレた斜面を越えれば登りは一段落、ポカポカ陽気の明るい尾根道を行く。



だいぶ登ったのか周りの山とだいぶ目線があってきた・・・だけど笙ノ岩山まではまだまだ。ここら辺でちょうど半分くらいなのかな?



天気はバッチリ!上を見上げれば青空、最高の山日和だ。

f0238475_1411723.jpg


「こんちゃ〜っス!ドングリ坊やで〜す!」





・・・いい大人が1人でこんな事しちゃう・・・山は怖い場所です(笑)

f0238475_2363979.jpg


この道は皆でワイワイ登ると言うより、1人で黙々と登り山深さと静けさを楽しむ・・・そんな山歩きが似合うような気がしました。



新緑の時期もきっと最高でしょうね♪



途中にアセビに混じって大きな桜の木があったけどあれは山桜かな?あれも気になる(。-_-。)

f0238475_1465487.jpg


スタートから約2時間で笙ノ岩山に到着です。





何がある訳でも無い・・・でも妙に心地の良い素敵なピーク。



葉を落とした木々の向こうにはこれから目指す蕎麦粒山~三ツドッケへと続く縦走路、石尾根の向こうにはチラリと富士山の白い頭も見えていました。

f0238475_151863.jpg


どこからか聞こえてくるキツツキのドラミングをBGMに最高のコーヒータイム。

f0238475_1552686.jpg


しばらくのんびりと過ごしたら、次の目的地である蕎麦粒山へ向かいます。



ここからは緩やかなアップダウンが続く気持ちの良い尾根道!



また奥多摩に好きな道が出来ました!MerrycocoKさんに感謝だ。

f0238475_1571769.jpg


この辺りの稜線は川苔山の絶好の展望台!今まで見た川苔山で一番綺麗な形で見えてたと思う!



松の木の間から見えるその美しい姿に何度も足を止めてしまいました。





気持ちの良いトレイル、歩く事に夢中になっていたら1268ピークで間違えて右側の尾根に入り込んじゃった。



踏みあとも割りとクッキリしていたのでそのまま進んで行ったがやけに下る・・・ところどころ木に白ペンキで目印らしきマークが描かれていたが、いよいよ川苔山が正面に見えてきて・・・?





地図を開いて確認して間違いに気付いて戻りましたが無駄に体力消耗してしまった。





あの白ペンキの目印はなんだったんだろう・・・あんな場所で林業用とは思えないし、林道の方に下るバリエーションルートなのかな?

f0238475_241753.jpg


蕎麦粒山のピークへの最後の登りに息も絶え絶え、なんとか山頂到着!



スタートから4時間以上かかってしまったよ!!蕎麦粒山はどこから行っても遠いね。



・・・結構疲れました・・・道間違いが余計だったね(笑)





ご飯後、コーヒー片手に地図を眺めて下山ルートを考える。






・・・あ、百尋ノ滝凍ってるかな?






去年、上司と百尋ノ滝の氷瀑を見に行ったのは確か2月。凍ってなくてもいつものコースで鳩ノ巣駅下りるより沢沿いを歩いて帰りたいと思い百尋ノ滝に寄って川乗橋に戻る周回コースに決定。



時間も逆算すれば川乗橋に4時台のバスに間に合いそうだ。

f0238475_2123782.jpg


そうと決まれば荷造りして出発!



相変わらず最高に気持ちの良い稜線だね。





落ち葉の乾いた音をふみ鳴らしながら緩やかなアップダウンを越えていく。



今日もこの道は貸し切りだ。

f0238475_2162657.jpg


少し霞んでいたけど、日向沢ノ峰から富士山が綺麗に見えた。



バスの事を考えるとあまり余裕が無かったので、川苔山はどうしようか迷っていたが意外とすんなり歩けて気付けば曲ヶ谷北峰。

f0238475_2185430.jpg


足の疲労感の割りに早く歩けたので、川苔山のピークを踏んで足毛岩経由で百尋ノ滝へ向かいました。



時間も時間なので山頂も貸し切り。



足毛岩方面の登山道は雪がまだ残っていて、細いトラバースの道は少し緊張しましたがここもまた久しぶりに歩く道で楽しかった。



前に歩いた時はツツジの時期だったっけ。

f0238475_2233033.jpg


百尋ノ滝に到着するとなんと素敵なタイミング!



傾いてきた陽の光がちょうど滝に当たる時間帯だったようで滝の中間辺りには虹が出来ていました。



氷瀑はまだこれからという感じでしたが、滝の端と滝壺周辺は凍っていました。



そんなに氷は厚くなかったです・・・片足踏み抜いて水に浸かりましたから(笑)





時間の許す限り百尋ノ滝を楽しみ、帰り道は沢と滝を堪能しながらのんびり歩いて予定通りバスの20分前に川乗橋に到着しました。





2012年の登り初めは最高の山歩きになったな。



もちろん鳥屋戸尾根はお気に入りに追加!また季節を変えて歩いてみたいと思います。








【本日のコースタイム】
715川乗橋BS-7:20鳥屋戸尾根取付-9:25笙ノ岩山9:55-11:45蕎麦粒山12:15-12:40日向沢ノ峰-12:55踊平-13:30曲ヶ谷北峰-13:40川苔山13:55-14:40百尋ノ滝15:00-15:40細倉橋-16:10川乗橋BS
[PR]
by tatsu_m1113 | 2012-01-08 02:40 | 山歩 【奥多摩】

祝・謹賀新年。

あけましておめでとうございます!




・・・少し遅くなってしまいました(´∀`;)



美味しいおせちに舌鼓を打ちましたか?正月セールの山グッズは手に入りましたか?(笑)





僕はというと、部活をやっていた学生時代から毎年お正月に休みらしい休みってあまり無かったのですが、今年は珍しく両親の休みと重なったので久しぶりに家族でドライブに行ってきました。

f0238475_22445832.jpg


「富士山の写真が撮りたい!」なんて言う母親の為に本栖湖湖畔からグルっと身延方面まわって山中湖ゴールの富士山周回ドライブ・・・家族でどこか行くなんて何年ぶりの事か(弟は不参加でしたけど)

f0238475_2246271.jpg


f0238475_2247317.jpg


途中、身延山の久遠寺で初詣したり、正月でニギヤカな沼津港に寄ってお寿司食べたりなんかして♪

f0238475_22584759.jpg


富士山に雲がかかっている時間帯も多かったですが、さすがにぐるり一周コースなのでところどころで完璧な姿の富士山も見る事が出来ました。



ドライブ好きの両親も今日のルートは知らない場所ばかりだったようで大満足の様子、とても喜んでくれました。






しかしアレですね・・・カメラのファインダー越しに両親を見て「たまには親孝行もしなきゃな」なんてフト思ったり・・・なんだか年とったなぁ自分、もちろん親もだけどね。



いつか山にも連れていってあげたいものだ。





2012年、今年はずっと抱えてる2つの悩み事、1つでもきちんと前に進めるようにしたいと思っています。



辰(タツ)年だからね、tatsuだけになんだかいいじゃない!!(。-∀-) ・・・なんてね。





さて、金曜日は晴れたら2012年の登り始めに行く予定です!ルートはまだ悩み中・・・「もう少しだけお正月気分でいたい!!」という事で、帰り道にお酒飲みながら帰ってこれる場所という事だけは決めていますけど(笑)



2012年が皆様にとって良い一年となりますように!今年もよろしくお願いします!!
[PR]
by tatsu_m1113 | 2012-01-03 23:03 | 雑記


山歩きのち街歩き、ときどき写真・・・たま~に電車旅。そんな日々を綴っていこうと思います。


by tatsu_m1113

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

カテゴリ

全体
山歩 【丹沢】
山歩 【奥多摩】
山歩 【奥秩父】
山歩 【八ヶ岳・蓼科】
山歩 【浅間・赤城・谷川】
山歩 【日光】
山歩 【尾瀬】
山歩 【北アルプス】
山歩 【鳳凰三山】
沢登り
街歩き
ねこ百景
電車旅
写真
雑記
その他

お気に入りブログ

華猫風海
日和見山歩記
谷中喃々堂
NOLDキッチンスタジオ...
お山歩日記
山の上には何がある。
きのこノコノコ
みえしるべ

お気に入りブログ(外部)

以前の記事

2015年 05月
2014年 04月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月

検索

その他のジャンル

最新の記事

Blog引越しました。
at 2015-05-11 22:38
旅の思い出。
at 2014-04-24 12:45
ご無沙汰してます
at 2014-04-08 20:41
2013年の思い出。
at 2013-12-26 21:04
2013年12月12日~12..
at 2013-12-17 11:45

ブログジャンル

登山

画像一覧