カテゴリ:山歩 【奥多摩】( 25 )

2013年10月28日~10月29日 ヨモギ尾根で雲取山 テント泊縦走 2日目

ふと目が覚める。



腕時計を見ると5時18分。アラームかけずに寝てしまったけど、ほぼ予定時間に起きれた。

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テントから顔を出し、nelkenさんに声をかける。





秋の山はやっぱり寒いなぁ・・・ぬくぬくシュラフからなかなか出れないよ。



濃いめの珈琲で無理やり頭を起こす。

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朝ごはんを簡単に済ませ、かじかむ手でテントを畳んだら出発です。



さっきまで覗いていた晴れ間もすっかり隠れちゃった。

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急登に喘ぎながらヨモギノ頭、小雲取山を越えれば登りはひと段落。あとは雲取山の山頂まで緩やかな道です。

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う〜ん、晴れそうで晴れない・・・。



雲取山に到着しても、ガスは途切れることなく冷たい風に流されていきます。体も冷えるのであまりゆっくりはしていられません。行動食を口へ放り込み、ひと息ついて先へ進みます。





三条ダルミに着く頃には風は止み、ガスは山肌にまとわりつくような深い霧へと変わっていました。

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地図を広げて作戦会議。



予定ではここから飛龍山へ向かうはずでしたが、天気が思ったより早く崩れそうなので三条ノ湯経由でサオラ峠へ抜けることにしました。



・・・雨の中、前飛竜からの急下りは嫌だしね。

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そうと決まれば焦る旅ではありません。奥多摩紅葉前線を追ってのんびり、のんびり。



稜線歩きなら霧もうっとおしい存在だけど、森歩きならそれはそれでいいもの。




・・・今思えば、こっちの方が僕らのキャラ的にしっくりくる!?(笑)

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nelkenさんは感性豊か、小さな感動ポイントによく気付きます。とても同い年とは思えないなぁ・・・と毎回思います。



早く歩けることより、こういう事の方が僕的には羨ましかったりする。

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可愛いキノコファミリー。

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はぁ~・・・いいなぁ。



華やかではないけど、落ちついた色が実にこのエリアらしい。霧の中に浮かぶ秋色の樹々はとにかく素晴らしかった。

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秘湯の山宿【三条ノ湯】に到着。



雲取山からの先行者が小屋前で休憩中。僕らもザックを下ろしてひと休みすることにしました。

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歩荷さん人形、いい感じ。

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山奥に佇む山小屋。ただでさえ絵になる風景ですが、紅葉の時期はまた別格。出来ればここでもう一泊したいところです。





「この辺りの森は紅葉の頃がとても綺麗だよ。」



前の小屋番さんにそう聞いていましたが、本当にその通りでしたね。

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三条ノ湯を発つ頃には雨がポツリポツリ。



しばらくの間はごまかしながら歩いていたけど、サオラ峠につく頃には本降りになっていました。

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楽しみにしていた【でんでえろ】周辺の写真は諦めて、ここからは雨具を纏っての雨中山行に。



ざーざー雨の中を黙々と下り、バスが来るまでお祭荘で打ち上げ。イノシシ肉カレーを食べたり、ご主人のサスケさんに奥多摩事情を教えてもらったりと楽しく旅を終えることが出来ました。

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奥多摩の紅葉。派手ではないけど趣きがあるよね。心に残るシーンにたくさん出会えた楽しい2日間でした。


nelkenさん、ありがとう。またどこか一緒に行こうね。




【本日のコースタイム】

7:00奥多摩小屋-7:45雲取山-8:20三条ダルミ-10:30三条ノ湯-12:40サオラ峠-13:10たばでんでえろ-14:50お祭荘
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by tatsu_m1113 | 2013-11-04 23:56 | 山歩 【奥多摩】

2013年10月28日~10月29日 ヨモギ尾根で雲取山 テント泊縦走 1日目

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東京の紅葉前線を追って・・・





おそらく今年最後のテント泊。



ブログ仲間のnelkenさんと一泊二日の奥多摩紅葉ハイクへいってきました。

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しばらくぶりの奥多摩エリア。電車と路線バスの接続は相変わらず忙しない。



鴨沢バス停で雲取山に登る大勢のハイカーを見送り、僕らは終点の鴨沢西まで。

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行先は同じ雲取山ですが、今回はnelkenさんの提案でヨモギ尾根で山頂を目指します。東京方面から雲取山を目指す一般登山道の中でヨモギ尾根のみ未踏だったので、ここ数日ワクワクしていました。




紅葉にはまだ早いけど、林道沿いの木々の葉は黄色みを帯び、太陽の光を浴びてキラキラ光っていました。

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沢の流れ。



透明過ぎない沢の色、奥多摩らしいよね。

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塩沢橋手前でなんだかイイ雰囲気の場所があったのでひと休み。



後山林道は秘湯の山宿【三条ノ湯】への最短ルート。ずっと林道歩きは嫌だな~・・・なんて思っていたけど全然アリですね。

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塩沢橋で林道を離れ、登山道へ取付きます。



予想以上に歩きやすい。雲取山周辺の登山道では一番廃れていそうなイメージだったので、ちょっぴり拍子抜け。

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順調に標高をあげていきます。





標高1200mくらいから木々が秋色に染まり始めました。



「いいね」が止まらない。



ボキャブラリーに乏しいので同じ言葉ばかりが口から飛び出てきて情けないが、感動する景色に余計な説明はいらないのだ。

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尾根に乗っかったところで腰を下ろしてまたひと休み。



木漏れ日が暖かい・・・寝たくなるね。

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う~ん、いいなぁ・・・。

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お~い。





「なんだか鷹ノ巣山の浅間尾根みたいだね。」



・・・二人とも同じことを思ってたようです。

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紅葉見頃は1200m~1400mくらいかな?



奥後山から上は見頃のピークは過ぎているものの、渋い色合いがヨモギ尾根の雰囲気に合っていて、それはそれでいいものだった。

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静かな登山道に鳥の鳴き声がにぎやか。





ガサガサッ・・・僕らの存在に気付き、何かが慌てて藪の急斜面を走りおりていった。



シカかな?・・・そうであってほしいけど(笑)

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向かい側に見える雲取山から飛龍山への稜線にときどき足を止めながら、ゆっくり、ゆっくり。



幕営地の奥多摩小屋まではあとちょっと。

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おぉっ!久しぶりの石尾根!!



「時間があれば三条ノ湯まで」・・・な~んて話をしてたけど、既に午後3時半。





・・・亀足の僕らには無謀でしたね(苦笑)

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テントを設営し終える頃には辺りはガスで真っ白です。

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寒い寒いと言いながら外でビール片手に小宴会。あまりおでんは好きじゃないけど、この日のおでんは最高に美味しかった。





真っ暗になるまで飲んで語っておやすみなさい。





久しぶりに過ごす山の夜。さすがにこの時期は寒い。



頭まですっぽりシュラフに包まって縮こまってたら、いつの間にか夢の中へと旅立っていました。





・・・2日目へ続く。



【一日目】

9:30鴨沢西バス停-9:46後山林道入口-11:10塩沢橋-14:10奥後山-15:35奥多摩小屋
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by tatsu_m1113 | 2013-10-31 00:01 | 山歩 【奥多摩】

2013年4月23日 六ツ石山~倉戸山 単独日帰り縦走 

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ここのところ仕事でもプライベートでも何故かせかせかしています。職場の先輩に【せっかちミー君】だなんてあだ名までつけられてしまうくらい。





狂ってしまった体内時計をリセットしたい。



そんな訳で腕時計はザックにしまって、コースタイムは気にせず亀足で山を歩いてきました。

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この日は午後から天気は下り坂。



でも、朝はそんな気配を微塵も感じさせない晴れっぷりでした。

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今回の行き先は奥多摩の六ツ石山。





石尾根縦走は何度かやっているけど、縦走路を逸れるうえに登り返しが必要なこの山はいつも素通り・・・きっと他の皆もそうでしょう。



今回は水根から登り、下山は石尾根を経由して榧ノ木尾根をゆるりと下ってくる予定だ。

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民家の間を抜けて植林帯の中へ。



いかにも奥多摩らしいキツめの登り始めに心臓はすぐにバクバク。





【桧の植林帯の急坂】





地図上にはこんな表記。改めて調べてみると諸説ある奥多摩三大急登の一つとして名前が出てきます・・・どおりで今まで未踏のはずだ(笑)

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登れど登れどヒノキの植林帯。瑞々しい馬酔木が唯一の救いです(笑)



芽吹きはじめた広葉樹がチラホラ現れる頃、登山道はようやく植林帯を抜けて広々とした防火帯へ。

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結構雪だらけでビックリ。この間の寒かった日に降ったのかな?





ここから下れば榛の木(ハンノキ)尾根。僕の地図には破線での表記すら無いルート、もちろん指標もありません。



気持ちの良さそうなトレイルですが、終盤は藪が多いらしいです。気が向いたら今度歩いてみようかな。

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相変わらずキツい箇所もあるけど、青空のおかげで心は軽い。

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六ツ石山の山頂は貸切り。





カラマツの間からは季節外れの雪で白く染まる石尾根縦走路。開放感のあるピークになかなかの眺め、ちょっと不遇だけど、素敵な山でした。



天気予報は当たったみたい。さっきまでは遠くに見えていた南アルプスも、珈琲を飲み終わる頃には白けた空に溶けるように見えなくなった。

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すっかり冬景色に戻った石尾根縦走路。





今日初めて人とすれ違う。



時期的におかしい事はないのだけれど、短パンの季節外れ感が少し恥ずかしい(苦笑)

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巻道まきまき。



今日はいいんだ・・・っていつも巻いてるけど(笑)

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今日の富士山はぼやっと宙に浮いてるみたいだ。



踏み跡は一人か二人分、人の気配は無い。空は完全に白くなってしまったけど、静かな山の雰囲気に合ってて嫌な気はしなかったな。




そうそう、登山道脇にはハシリドコロがニョキニョキ生えてましたよ。

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下山ルートの榧ノ木尾根は広葉樹の森からカラマツ林まで楽しめるgoodなトレイル。



丹波天平やタワ尾根の雰囲気が好きな人ならきっと気に入ると思います。





色々な植物が柔らかそうな葉をつけ始めたばかりでした。

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倉戸山では大所帯のパーティがいて、バツが悪そうにしている僕を見兼ねたのか、単独のお母さんが話しかけてきたのでしばらく山話で盛り上がりました。



【みごと】なヤマザクラはどの樹?時期が早かったのか遅かったのか・・・山頂には低木のヤマザクラが数本咲いているだけで少し残念でした。





倉戸口へ下りるというお母さんを見送り、僕は大所帯のパーティの後を追って未踏の女の湯方面へ。

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久しぶり!待ってたよ。

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爽やかな風、揺れる若葉。



どこを撮りたいのか分からないけど、ただただひたすらシャッター押しまくる幸せな時間。






さっきのグループが前で詰まっていたので腰を下ろしてひと息いれた。



いつもなら先に行かせてもらうけど、僕ももう少しココにいたい(笑)

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馬酔木の回廊を抜ければ直に女の湯のバス停だ。






ザックの中から腕時計を取り出して久しぶりに時間を見る。次のバスは30分後。



靴を脱いで山地図でも眺めていれば、そんな待ち時間はなんて事ない。





少しはリセット出来たかな。
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by tatsu_m1113 | 2013-04-25 00:27 | 山歩 【奥多摩】

2013年1月23日 川苔山&本仁田山 日帰り縦走 2名

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昨年末に大山北尾根をご一緒したnelkenさんに誘って頂き、奥多摩を歩いてきました。



今回歩いたのは川乗橋~川苔山~大ダワ~本仁田山~奥多摩駅。歩き慣れた川苔山ですが、いつも鳩ノ巣駅へ下りるので本仁田山経由で奥多摩駅へと縦走するコース取りは新鮮でした。

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14日の大雪の恩恵を・・・なんて甘い期待を抱いていましたが、さすがに一週間以上経っていたので稜線は雪もまばら。



それでも全行程の8割くらいは要アイゼンって感じかな?Kahtoolaのアイゼンも大いに活躍してくれました。

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この時期気になる百尋ノ滝の氷瀑ですが、早いのか遅いのかあまり凍結していませんでした。それでも綺麗な滝ですけどね、滝壺周辺が黄緑色に染まる新緑シーズンが待ち遠しいなぁ。






青空と太陽は何時の間にかいなくなり、川苔山の山頂で温かい飲み物を啜っている頃には小さな雪粒がチラつきました。



長沢背稜、石尾根方面もぼんやりと白っぽかったので少し雪が舞っていたのかも知れません。曇り空ながら遠望もきき、雪を運んできた雲もなんだか雰囲気があって悪い気はしなかったな。

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鳩ノ巣駅へと向かうパーティを見送って【悪路】と書かれた鋸尾根へ進めば踏み後も少なくメインルートを外れた感たっぷり。



時々ひらける展望に感動・・・急激な登り返しに絶望(笑)もしましたが、雪を踏みしめながら静寂のなかを行く二人旅はなかなか楽しかった!川苔谷で見かけたリスも可愛かったしね。






そうそう、この日初めてウールのアンダーウェアを使用してみました。



ibexのWoolies 150 Crew StripeにPatagoniaのキャプリーン3のレイヤリング。仕事柄ウールの良さは知っていたけど、山道具にウール製品を取り入れたのは今回が初めて・・・汗冷えしにくく、停滞中も暖かくてこれはハマった!






nelkenさん、渋イイコースをプランニングしてくれてありがとうございました!またご一緒しましょうね。



【本日のコースタイム】

8:30川乗橋-10:30百尋ノ滝10:40-12:40川苔山13:20-15:00本仁田山15:15-16:40奥多摩駅


※要アイゼン。鋸尾根は岩交じりの悪路の為、通行注意。
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by tatsu_m1113 | 2013-01-25 00:35 | 山歩 【奥多摩】

2012年12月5日 槇寄山~浅間峠 日帰りハイキング 2名

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笹尾根 is Happy Trail!!






3度目の訪問、今日も文句ナシの青空だった。どうやらココとは相性が良いみたい!

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今日は友人とゆるハイクしてきました。



行き先は笹尾根。山梨側からでも、東京側からでも、2時間もあればこの都県境の稜線に上がる事が出来ます。







三頭山から高尾山まで続く長大な尾根道。今回は檜原村の数馬から登り、未踏部分だった数馬(上平)峠から浅間峠までの道を繋いできました。

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ザックザック、ザックザック・・・明るくなった広葉樹の森の中、落ち葉と霜柱を踏み鳴らしながら進む。







槇寄山から見る富士山は別として、ハッキリ言ってこの時期のこの縦走路に派手さはありません。



緩やかなアップダウンを繰り返し、小さなピークとなんだか妙にイイ感じの峠が交互に続いていく・・・それだけ!



・・・だけどそれがイイ(笑)

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口下手で口数もそんなに多くないはずの僕も友人も、何故だか今日はやけに饒舌。



上平峠のベンチで昼寝をしたり、珈琲を淹れて飲んだり、【山で豪華鍋をやろう!】なんて企画を練りながら歩いたり・・・単純に自然の中をマイペースに歩いているのが無性に楽しくて不思議な感じでした。







・・・前回一緒に登った鷹ノ巣山が辛かったからその反動かな?(笑)

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日原峠から浅間峠手前のピークまでの区間、すっかり冬支度を終えた木々の中にポツンと一際キレイに紅葉した樹が残っていました。






今年、山で見る最後の紅葉だろうな。



秋の終わりと冬の始まりのちょうど狭間、良い山歩きが出来た気がします。





【本日のコースタイム】

8:00数馬-9:10西原峠-9:15槇寄山9:50-10:20数馬峠(上平峠)10:50-11:10笛吹峠11:50-13:40浅間峠14:10-15:00上川乗バス停
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by tatsu_m1113 | 2012-12-05 23:29 | 山歩 【奥多摩】

奥多摩の最奥エリアへ。

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どうも世の中にはコイツが見たくて、展望も無い地味なピークまでわざわざ足を運ぶ山バカさん達が大勢いるらしい・・・なんて自分も人の事言えないんですけどね(笑)






ウトウノ頭はタワ尾根上に連なるピークの一つ。長沢背稜から見ると存在感もあるけど、実際その場に立つと樹林に囲まれて暗いし、お世辞にも感動するようなピークじゃ無い。



・・・でも、コイツ(善知鳥)がいるおかげで、多くのハイカーから妙に愛されている変な山なんだ(笑)

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・・・しかももう一匹います(笑)



こっちは陶器製、インターネットで調べると過去には違うタイプが掛かっていたそうで、今のが何代目なのか分かりませんが、わざわざコレを作ってココまで掛けに来た人がいるってのはなんだか面白いですね。

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さて、今週は泊まりで長沢背稜縦走・・・のはずでしたが、夕べ荷作り中にロフトの減ったペタンコのシュラフを見て、寒さで凍え死にそうな気がしたので日帰りで歩いてきました(・・・最近、まともに計画通りにいかんね)



・・・と言っても歩いたのは滝谷ノ峰から三ッドッケまでの区間だけ。いつか歩いてみたいと思っていた破線ルートのタワ尾根で稜線へ登り、ヨコスズ尾根で下りてくる周回で長沢背稜の半分程度を歩いてきました。

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谷を挟んで向かい側の尾根が登りに使ったタワ尾根、その奥が石尾根縦走路です。






紅葉は1300m~1500m辺りが見頃。



奥多摩最奥の酉谷山付近は既に晩秋の装いでしたが、ハナド岩から見下ろした小川谷周辺の紅葉はとにかく素晴らしかった!!

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日の短い時期でコースタイムに余裕が無い上に、空は厚い雲に覆われて手持ちでの撮影が厳しくあまり写真が撮れませんでしたが、広々としたタワ尾根もブナやミズナラが立ち並び最高に気持ちの良い道でした。





そこそこの距離歩いた気がするけど、疲れを感じてないのはきっと憧れていたトレイルを紅葉の時期に歩けて大量のアドレナリンが出てたから?(笑)





この時期の低山はホントに面白い!秋がもっと長く続いたらいいのに!!






【本日のコースタイム】

7:20東日原駐車場-7:35一石山神社-8:25一石山-8:45金袋山のミズナラの巨木-9:50篶坂ノ丸-10:40ウトウノ頭-11:30長沢背稜合流地点-12:25酉谷山12:40-13:50ハナド岩14:40-15:05一杯水避難小屋-16:10東日原駐車場


※タワ尾根は破線ルートです。地形図、コンパス必携。
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by tatsu_m1113 | 2012-10-31 23:08 | 山歩 【奥多摩】

2012年9月26日 稲村岩尾根で鷹ノ巣山へ 日帰りハイキング 3名

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【◯◯三大急登】





そんなモノはいつも真っ先にハズして行程を考える僕ですが、ひょんなことから【奥多摩三大急登】のトップバッターとして名高い稲村岩尾根経由で鷹ノ巣山に登ってきました。

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同行者は2名。



高校時代のバイト先の後輩と地元の友人・・・珍しくワイワイ笑いながら歩いた気がします。

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噂通りのキツさ、延々と続く稲村岩尾根の急登は確かにシンドかったけど、木漏れ日が優しく射し込む森にはコケや巨木も多く、想像していたより感動の多いトレイルでしたね。

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「キツかったけど、紅葉の頃にまた来てみたいな~。」と友人。





同感ッス!!・・・あ、やっぱりキツいし遠慮しておこうかな(笑)

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自称【超晴れ女】の後輩と【超雨男】の友人の戦いは後輩ちゃんに軍配が上がり、雲はあるものの山頂からの展望もしっかり楽しめました。

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やっぱり鷹ノ巣山の山頂からの眺めは素晴らしいですね。



鷹ノ巣山は会社の上司と登ったり、0041さんとの最初のオフ会で登ったり、山頂でブログ友達のSinhさんと初めて出逢った場所でもあり、僕の中では一番想い出が多い山かも知れない。

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帰りは水根沢谷の渓谷美を楽しみながら奥多摩湖まで。

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過去にも歩いた事のある道ですが、何度来てもいい場所だ。秋も近いので登山道脇には色々なキノコがたくさん・・・なかには「なんじゃコリャ!?」みたいなモノまで(笑)



道が良ければ話も弾む、笑いの絶えない帰り道でした。

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終わってみれば、なんだか久しぶりの奥多摩だった気がするな。



夏山シーズンは遠征もしたし、八ヶ岳や北アルプスの大パノラマも楽しんだけど、改めてこういう低山を歩くとまた違った魅力がたっぷりな事に気付きます。





今年の紅葉は色付きが良いとの予報。錦秋に染まる森の中、陽だまりのぬくもりを感じながら酉谷山まで歩きたいんだけどどうかな?

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そうそう、今回この山行が実現したのはLINEがきっかけ。



facebookとか登録しつつ、どこかで冷めた目で見たりする事もあるけど、疎遠になっていた人と意外な共通点で再び繋がれたりするとSNSも悪くないのかな?・・・なんて思ったり。





まぁ、残念ながらそういうのを駆使するだけのマメさは持ち合わせて無いんだけど(笑)





【本日のコースタイム】

8:35東日原-10:00稲村岩-13:00鷹ノ巣山14:15-15:45水根沢谷木橋-16:55水根バス停
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by tatsu_m1113 | 2012-09-27 11:43 | 山歩 【奥多摩】

2012年4月24日~25日 三条ノ湯から雲取山 単独縦走 テント泊

1日目 (親川BS~三条ノ湯)

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雨上がりの朝、誰もいない鳩ノ巣駅のホームは散り始めた桜が朝日を浴びて眩しかった。






さて、長かった冬が過ぎ、ようやく僕でもテント泊山行が出来る季節がやってきました。



今回の行先は三条ノ湯経由で雲取山・・・前日から2泊3日で長沢背稜を歩く予定でしたが、さすがにフル装備で初日から雨じゃ気がノらないしね!





急ぐ旅では無かったけどテン場でのんびりしようと思い、早めに家を出て鳩ノ巣駅まで車で来ました。



車で登山口まで行くと縦走ルートを組みづらいので、最近は鳩ノ巣駅の無料駐車場&公共機関を使うのがお気に入り・・・奥多摩駅に無料駐車場があればいいんだけども・・・。

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7時ちょうどの丹波行きバスに乗り込んだ数人の登山者も1人2人と降りて行き、親川バス停で僕ともう1人を降ろして車内はカラッポになった。



登山口の標識には丹波山村のゆるキャラ【タバスキー】の姿が・・・この辺りはもう彼らのテリトリー、電柱の影からひょっこり顔出してたりして可愛いんだな(笑)






衣食住全てを詰め込んだザックの重みはなんだか久しぶり、額に流れ落ちてくる汗を袖で拭いながら登って行く。



新緑には早いけど、芽吹き始めた植物たちに心踊る。

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何軒かの廃屋を通り過ぎ、木漏れ日が差し込む薄暗い植林帯を抜ければ景色は一変して一面に広がる自然林。



まだまだ森は冬の様相だけどチラホラと萌黄色の新芽が芽吹いてる・・・山の春ももう近くまで来ているね。






地図を見ると分かるけど広々とした尾根だ。落ち葉に隠れた踏みあとを探りながら歩いていく。



「よっこらせ・・・っと」なんて1人で呟きながら重いザックを下ろして、鳥の鳴き声に耳を傾けたりして・・・静かで良い場所だ。

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歩き始めて約2時間半、カラマツと広葉樹の立ち並ぶ丹波天平(たばでんでえろ)に到着。



去年、飛龍山から下ってくる時に気になっていたんだよね・・・【でんでえろ】って読み方がなんだかかわいい(笑)





写真を撮っていると、途中で追い抜いた単独男性もやってきた・・・行先は三条ノ湯?それとも飛龍?





木越しに見える熊倉山〜飛龍山の稜線を懐かしい気持ちで眺めながら歩くと直に丹波山村からの合流地点サオラ峠、ここから三条の湯方面に進路を取りしばらくはアップダウンの少ない快適な道を行きます。

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途中、小さな沢の水で顔を洗い、首元を濡らした。



誰もいない山奥でこんな事していると凡人なりに冒険してる気がしてなんだか気分がいい(笑)

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沢の近く、足下に目をやると小さな白い花、一度見てみたかったハナネコノメだ!!



思いがけない出会いにザックを下ろして観察・・・白い花びらに赤と黄色がかわいい!



手持ちの単焦点レンズに付け替えて撮ってみるけどどこを撮っていいか分からず・・・花写真て難しいね。

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再び沢を越えて進んでいくと樹々の間から赤い屋根が見えた・・・三条小屋だ。

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標高1100mに位置する三条ノ湯は最短ルートの後山林道でも約3時間半の行程を踏まなければ辿り着けない東京一の秘湯だ。



お風呂は15時頃から一時間毎に男女入れ替えで何度入っても構わないって・・・それで300円て良心的ですよね、こんな山奥でお風呂入れるだけで嬉しいのに温泉だなんて贅沢過ぎる。



時計はまだ13時を回ったばかり、とりあえずテント設営して沢で冷やしたビールとチューハイを空けたら心地良い沢の音に誘われてそのまま眠ってしまった。






目を覚ますと風呂場の煙突からは煙が立ち上っていた。



無駄に小走りして向かったお風呂はほんのり硫黄の香り、少しトロっとしたお湯で最高に気持ち良かった〜。



入浴後は爽やかな風で火照った体を冷ましながらまた一杯(テント泊だと飲んでばかりだ・・・。)夜の帳が下りた後は持ってきた本を読みながら静かな山の夜を過ごしたのでした。






2日目 (三条ノ湯~雲取山~奥多摩駅)

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焦る旅では無いから・・・なんてお決まりの言い訳でガッツリ寝てしまい、テントを畳んで出発する頃には小屋泊の方達は既に各々の目的地へと出発していました。



小屋の前で地図を眺めてると小屋番さんに話しかけられしばらく談笑。「今度、山を下りた時に山仲間の集いがあるからおいでよ。」と誘って頂きアドレスを交換・・・感じの良い小屋番さんだったな。






・・・ていうか山の猛者たちの集う会に僕みたいなのが行って大丈夫なんスか?(笑)





三条小屋と沢音に別れを告げ、いざ雲取山へ!三条ダルミまではずっと緩やかな登りです。

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向こうに見えるのは去年歩いた奥秩父主脈縦走路、あそこは三ツ山かな?

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三条ダルミからの急登に息を切らしながら登り切れば雲取山に(2017m)到着!!






東京は高尾山が1番高いと思ってる皆!ココが東京都最高地点だよ(笑)

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さすがは百名山、山頂碑付近は何組かの登山者でにぎわっていました。



風が気持ちよかったので、山頂から少し離れたところでテントマット広げてちょこっと昼寝。




目を覚ますと青空はどっかに追いやられて雲がモクモク・・・それから石尾根縦走路が真っ白なガスに包まれるまではあっという間だった。

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長沢背稜をちょこっとだけ歩いて日原に下ろうか悩んだけど、こんなガスの中で未踏のルートはちょっとね・・・という事で石尾根を奥多摩駅まで歩き通す事にしました。

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こんなに濃厚なガスの中歩くのは久しぶり・・・でも、嫌いじゃないんだな~こういうの。



シーンとした森の中、考え事しながら黙々と歩いたりとかするのも個人的には好きなんですよね。






永遠に続くんじゃないかってくらい続いた真っ白な世界を抜けた頃には眼下に奥多摩の街の風景。



結構バテバテで山登りツアーの方々で賑わう奥多摩駅に到着・・・倒れこむように座り込んで自販機のメロンソーダ一気飲み。実は今回おつまみ系ばかり持っていったので後半は甘いモノが恋しくて恋しくて(笑)






なんにせよ久々のテント泊山行は静かな山歩きに素敵な秘湯付きで大満足!!三条小屋の小屋番さんの言っていた「本物の森の素晴らしい紅葉」をまた秋に見に行けるといいな。





さて、いよいよ一番大好きな新緑シーズン突入です!どこ行きましょうかね!!^^






【本日のコースタイム】
一日目
7:45親川BS-10:10丹波天平-10:50サオラ峠-12:50三条ノ湯(テント泊)
二日目
7:15三条ノ湯-9:45三条ダルミ-10:25雲取山11:35-12:40ブナ坂-14:05鷹ノ巣山避難小屋-16:50奥多摩駅

※石尾根縦走路はずっと巻きまくり・・・(笑)
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by tatsu_m1113 | 2012-05-07 02:14 | 山歩 【奥多摩】

2012年1月25日 雪の笹尾根 単独日帰りハイキング

先日はどこもすごい雪だったみたい。






丹沢は腰上までの積雪量、高尾山はもはや高尾山らしからぬ姿だとか(笑)



本格的な雪山をやらない僕にとってこの時期はどこに行こうかいつも悩みもの。降雪後のよく晴れた日にいつか歩きたいと思っていた山梨県の郷原集落からのルートで笹尾根を歩きにいく事にしました。



このルート、ある方のブログ(全く関わり無い方ですが・・・)で拝見して以来、真っ白な郷原の集落がとても綺麗でずっと気になっていたんです。

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高尾駅で大好きな中央本線に乗り換え上野原駅へ。



こういう路線では、いつもはなんて事も無い電車の「カタンコトン」という音や乗客の話し声が旅情溢れるBGMに聴こえるのは何故でしょうね(笑)



8時28分の飯尾行きのバスは山間の集落を幾つも越えて郷原の集落へ。






あぁ・・・なんて良い雰囲気なんだ。そうなんだ、ココに来てみたかったんだ!

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日本て綺麗だなぁ・・・。



別に何がある訳では無いけど、登山道への指標を無視してしばらく真っ白な集落をウロウロ・・・お婆ちゃんが登山道はそっちじゃないよと声をかけてくれました(笑)

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そろそろ行かなきゃね。



民家の間を抜けて植林帯の中へと続く登山道へ。







同じバス停で降りた単独の男性も笹尾根かな?新しい踏み跡がひとつ。1人で先歩かせて悪い事してしまったかなぁ・・・そんな事を考えながら踏み跡を追う。

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真っ白な雪に樹の影が綺麗。



一見寂しげで何も無い冬の山にも小さな感動が溢れています。

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ポツンとひとつだけ落っこってた・・・なんだかカワイイ。

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【おツネの泣坂】の説明文の看板が出てくる頃にはいよいよ雪は膝下辺りまで深くなってきた。



踏み跡はあるけどもちろん雪道は辛い・・・でも、そんな辛さを吹き飛ばすかのような明るい尾根道が続く。







振り返ると眼下には郷原の集落が見える・・・結構登って来たんだなぁ。



雲がかかってるけど稜線の向こうには富士山が顔を見せている。

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抜けるような青空が目の前に迫ってきたらもうすぐ西原峠です。



昨年、友人と登った仲の平からの登山道と合流したらいよいよ笹尾根。

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富士山の展望抜群の槇寄山山頂に寄ってみると先行者の方がご飯中でした。



僕もお湯を沸かして珈琲タイム。富士山には相変わらず雲がかかっているけどやっぱり見えてるだけで嬉しいもんだ。



その前の山並みも素晴らしい・・・三つ峠山、年末に歩いた小金沢連峰の山々、槇寄山から見るこの景色は心象に残りますね。

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珈琲飲み干し、いよいよ快適な笹尾根歩きの始まり。



西原峠から先はトレース無し、踏み跡の無い雪道にトレースをつけていきます♪



スノーシュー持って来れば良かった?(笑)

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なんだか文字が妙にカワイイ・・・いつも思うけど、こういうのって誰が書いてるんだろね?



そうそう、笹尾根は狭義では西原峠から浅間峠までを指すのですが、広義では三頭山から高尾山までだとか・・・笹尾根全山縦走してる人がたまにいらっしゃいますが、僕もちょっと興味あるなぁ。

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冬の低山歩きも色々あって楽しいね、山は標高じゃないな。






時折、樹の上の雪がサラーッと音を立てて落ちたり、突然の来訪者に驚いて飛び立っていく鳥の鳴き声以外は音のしない静かな尾根歩き。



山の静けさって心地良い!

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途中でトレースが復活したのでさくさく歩いて行こうと思った矢先、数馬(上平)峠の素晴らしい展望が目の前に広がった。



これまたいい感じのベンチがあって・・・こんなのあったらさくさく歩いてなんか行けないよ(笑)



ちょっと一休みのつもりがポカポカ陽気で気持ち良すぎで大休止・・・笛吹峠、浅間峠を経て上川乗バス停まで歩く予定でしたが、珈琲片手に地図眺めてたらこのままコースタイム通り歩いても3時59分のバスに乗るのはギリギリだという事が判明。



この雪じゃコースタイム通り歩けないし、時間に追われて歩くのはゴメンだ!






・・・という事でしばらくここでのんびりしてから数馬方面へ下り【数馬の湯】に寄る事にしました。






しばらくして先程の単独の方が「雪深いね〜。」なんて言いながら通り過ぎた。



上川乗まで行くのかな?健脚だな〜・・・ここすごい良い場所ですよ!ゆっくりしていけばいいのに〜・・・って余計なお世話か(笑)

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風が少し出てきて木の上の雪がパラパラ落ちてきた・・・綺麗だな〜

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・・・なんて思いながら写真撮ってたら急に風向きが変わって雪まみれに(笑)

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そんなこんなで贅沢な山時間を過ごしてから峠を後にし、トレース無しのふかふか雪道で数馬方面へと下りました。







充実の山歩きを楽しむ事が出来たので、あとは温泉だけだ!・・・と思いきやまさかの改修工事で3月9日まで休業だって・・・ガビーン。

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バスが来るまで時間があったので、もう少し先のバス停まで散策してピックアップしてもらいました。






冬の低山歩き、満喫出来たな〜。一日お疲れ様でした!




【本日のコースタイム】

9:20郷原BS‐11:20西原峠‐11:25槇寄山11:45‐12:25数馬(上平峠)13:30‐14:05仲の平BS‐14:20浅間尾根登山口BS
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by tatsu_m1113 | 2012-01-25 20:43 | 山歩 【奥多摩】

2012年1月6日 笙ノ岩山〜蕎麦粒山~川苔山~百尋ノ滝 単独日帰り縦走

なんていったって今年初めての山歩きだもん、晴れた方がいい!






数日前からどこを歩こうか地図と天気予報とにらめっこ。



年始早々からキツいのはちょっと・・・と言う事で、奥日光の千手ヶ浜へスノーシュートレッキングを考えていましたが、前日になって雲マークが増えてきたので急遽行き先変更しました。



記念すべき2012年最初の山歩きは、雲取山〜飛龍山の山旅で知り合ったMerrycocoK
さんにお勧めして頂いた奥多摩の鳥屋戸尾根にすることに。



鳥屋戸尾根は蕎麦粒山へのびる長〜い尾根だ。蕎麦粒山は何度かピークを踏んだ事はあるけどこのルートを歩いた事は無い。






と言うよりこのルートは知りませんでした・・・現在、ほとんどの登山地図に記載は無い道だそうだ・・・もちろん僕の持っている地図にも載ってない!!大丈夫!?



不安になり調べてみると、どうやらやや道筋が不明瞭な箇所もあるものの、割と歩かれているようである程度山慣れした人なら特に問題無さそう・・・確かに蕎麦粒山の山頂からも【⇦鳥屋戸尾根】の指標あったもんね。



地図を見る限り蕎麦粒山へ向かってひたすら続く尾根なので、尾根をはずれなければ大丈夫だろう・・・多分(笑)

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鳩ノ巣駅にある無料の町営駐車場に車を停めて電車とバスで川乗橋へ向かう。



東日原行きのバスに乗り込むのは僕だけ、川苔山を目指す登山者はもう一本後のバスに乗る人が多いはずだ。





川乗橋でバスを降り、林道を5分程歩くと左側に鳥屋戸尾根の末端が見えてきた。林道を挟んで反対側のガードレールの上には小さな指標があったけど前からあったかな?



大きく深呼吸してから登り始める。



諸先輩方のコースタイムを均すと蕎麦粒山までは3時間半から4時間てところか。初心者が選ぶようなルートじゃないし、山慣れした方々のコースタイムでこれじゃなかなか辛そうだ・・・結局、年始からロングコースじゃないか(笑)



下山ルートは足の疲れ具合と時間を見て決める事にして、まずは鳥屋戸尾根の中ほどにある笙ノ岩山を目指します。



尾根に乗っかるとしばらくは植林の中の急登、地図を見る限りでは笙ノ岩山まではひたすらこんな登りなんだろか・・・心が折れそうだ(笑)



登り始めて間も無く登山道と荷運び用のモノレールが交差。





以前、川苔山の山頂でお話ししたご婦人が「蕎麦粒山に登る時にモノレールがあったんだけど、あんなの前からあったかしらね〜。」なんて話してて、その時は何処の道の事言ってるのか分からなかったけどココだったんだな。

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雪がちらほら。





川乗谷の沢の音が聞こえなくなった頃、ようやく森に陽が射し込んできた。



相変わらず続く急登に喘ぎながらグングン標高を上げて行くと、植林帯を抜けて明るい雑木林へと景色が変わった。






足を止める。



荒くなった自分の息遣いとバクバクとした心臓の音に混じって山の斜面が崩れるような音が聞こえた。



鹿かと思って山の斜面に目を凝らすとなんと猿の群れ!奥多摩で猿見たのは初めてだ!山深さを感じますね〜ここが東京都だなんて。

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少しザレた斜面を越えれば登りは一段落、ポカポカ陽気の明るい尾根道を行く。



だいぶ登ったのか周りの山とだいぶ目線があってきた・・・だけど笙ノ岩山まではまだまだ。ここら辺でちょうど半分くらいなのかな?



天気はバッチリ!上を見上げれば青空、最高の山日和だ。

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「こんちゃ〜っス!ドングリ坊やで〜す!」





・・・いい大人が1人でこんな事しちゃう・・・山は怖い場所です(笑)

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この道は皆でワイワイ登ると言うより、1人で黙々と登り山深さと静けさを楽しむ・・・そんな山歩きが似合うような気がしました。



新緑の時期もきっと最高でしょうね♪



途中にアセビに混じって大きな桜の木があったけどあれは山桜かな?あれも気になる(。-_-。)

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スタートから約2時間で笙ノ岩山に到着です。





何がある訳でも無い・・・でも妙に心地の良い素敵なピーク。



葉を落とした木々の向こうにはこれから目指す蕎麦粒山~三ツドッケへと続く縦走路、石尾根の向こうにはチラリと富士山の白い頭も見えていました。

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どこからか聞こえてくるキツツキのドラミングをBGMに最高のコーヒータイム。

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しばらくのんびりと過ごしたら、次の目的地である蕎麦粒山へ向かいます。



ここからは緩やかなアップダウンが続く気持ちの良い尾根道!



また奥多摩に好きな道が出来ました!MerrycocoKさんに感謝だ。

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この辺りの稜線は川苔山の絶好の展望台!今まで見た川苔山で一番綺麗な形で見えてたと思う!



松の木の間から見えるその美しい姿に何度も足を止めてしまいました。





気持ちの良いトレイル、歩く事に夢中になっていたら1268ピークで間違えて右側の尾根に入り込んじゃった。



踏みあとも割りとクッキリしていたのでそのまま進んで行ったがやけに下る・・・ところどころ木に白ペンキで目印らしきマークが描かれていたが、いよいよ川苔山が正面に見えてきて・・・?





地図を開いて確認して間違いに気付いて戻りましたが無駄に体力消耗してしまった。





あの白ペンキの目印はなんだったんだろう・・・あんな場所で林業用とは思えないし、林道の方に下るバリエーションルートなのかな?

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蕎麦粒山のピークへの最後の登りに息も絶え絶え、なんとか山頂到着!



スタートから4時間以上かかってしまったよ!!蕎麦粒山はどこから行っても遠いね。



・・・結構疲れました・・・道間違いが余計だったね(笑)





ご飯後、コーヒー片手に地図を眺めて下山ルートを考える。






・・・あ、百尋ノ滝凍ってるかな?






去年、上司と百尋ノ滝の氷瀑を見に行ったのは確か2月。凍ってなくてもいつものコースで鳩ノ巣駅下りるより沢沿いを歩いて帰りたいと思い百尋ノ滝に寄って川乗橋に戻る周回コースに決定。



時間も逆算すれば川乗橋に4時台のバスに間に合いそうだ。

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そうと決まれば荷造りして出発!



相変わらず最高に気持ちの良い稜線だね。





落ち葉の乾いた音をふみ鳴らしながら緩やかなアップダウンを越えていく。



今日もこの道は貸し切りだ。

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少し霞んでいたけど、日向沢ノ峰から富士山が綺麗に見えた。



バスの事を考えるとあまり余裕が無かったので、川苔山はどうしようか迷っていたが意外とすんなり歩けて気付けば曲ヶ谷北峰。

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足の疲労感の割りに早く歩けたので、川苔山のピークを踏んで足毛岩経由で百尋ノ滝へ向かいました。



時間も時間なので山頂も貸し切り。



足毛岩方面の登山道は雪がまだ残っていて、細いトラバースの道は少し緊張しましたがここもまた久しぶりに歩く道で楽しかった。



前に歩いた時はツツジの時期だったっけ。

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百尋ノ滝に到着するとなんと素敵なタイミング!



傾いてきた陽の光がちょうど滝に当たる時間帯だったようで滝の中間辺りには虹が出来ていました。



氷瀑はまだこれからという感じでしたが、滝の端と滝壺周辺は凍っていました。



そんなに氷は厚くなかったです・・・片足踏み抜いて水に浸かりましたから(笑)





時間の許す限り百尋ノ滝を楽しみ、帰り道は沢と滝を堪能しながらのんびり歩いて予定通りバスの20分前に川乗橋に到着しました。





2012年の登り初めは最高の山歩きになったな。



もちろん鳥屋戸尾根はお気に入りに追加!また季節を変えて歩いてみたいと思います。








【本日のコースタイム】
715川乗橋BS-7:20鳥屋戸尾根取付-9:25笙ノ岩山9:55-11:45蕎麦粒山12:15-12:40日向沢ノ峰-12:55踊平-13:30曲ヶ谷北峰-13:40川苔山13:55-14:40百尋ノ滝15:00-15:40細倉橋-16:10川乗橋BS
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by tatsu_m1113 | 2012-01-08 02:40 | 山歩 【奥多摩】


山歩きのち街歩き、ときどき写真・・・たま~に電車旅。そんな日々を綴っていこうと思います。


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